中尾彬さん死去 「ゴジラ」など人気作多数、バラエティーでも大人気 惜しむ声続々......「心救われた」「指針となるお言葉」

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   俳優の中尾彬さんが2024年5月16日に心不全のため死去した。81歳だった。22日、所属事務所の古館プロジェクトが発表した。

   俳優としてだけでなく、数々のバラエティー番組でも存在感を発揮した中尾さんの訃報に、惜しむ声が相次いでいる。

  • 中尾彬さん。2010年撮影された、妻の池波志乃さんとのツーショットだ(写真:Natsuki Sakai/アフロ)
    中尾彬さん。2010年撮影された、妻の池波志乃さんとのツーショットだ(写真:Natsuki Sakai/アフロ)
  • 所属事務所の発表
    所属事務所の発表
  • 「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」のXアカウント。「どんな状況にも対応してくださる役者魂と優しさに感激しました」と死去を悼んだ
    「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」のXアカウント。「どんな状況にも対応してくださる役者魂と優しさに感激しました」と死去を悼んだ
  • 岸博幸氏は「中尾さんから頂いたデュポンのライターを大事に使わないと」
    岸博幸氏は「中尾さんから頂いたデュポンのライターを大事に使わないと」
  • ドランクドラゴン・塚地武雅さんは、共演の思い出を振り返った
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  • 中尾彬さん。2010年撮影された、妻の池波志乃さんとのツーショットだ(写真:Natsuki Sakai/アフロ)
  • 所属事務所の発表
  • 「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」のXアカウント。「どんな状況にも対応してくださる役者魂と優しさに感激しました」と死去を悼んだ
  • 岸博幸氏は「中尾さんから頂いたデュポンのライターを大事に使わないと」
  • ドランクドラゴン・塚地武雅さんは、共演の思い出を振り返った

「本人は元気で12月の旅行に向けて、頑張ってリハビリをしていたくらい」

   妻の池波志乃さんは、所属事務所を通じ「終活以来の中尾の遺言で、このような形を取りました」との声明を発表し、死去までの経緯を次のように説明した。

「今年に入って足腰が悪く体力も落ちて、医師の訪問を受けながら、本人の意思により、自宅でゆっくり休んでおりました。時には取材や、足腰をかばっての仕事もやらせていただき、本人は元気で12月の旅行に向けて、頑張ってリハビリをしていたくらいでしたが、15日に容態が急変し、16日の夜中に自宅で私と二人の時に、とても穏やかに本当に眠るように息を引き取りました」

   突然の別れに、「あまりに急で、変わらない顔で逝ってしまったので、まだ志乃~と呼ばれそうな気がします」とつづり、「叶いますならば、中尾彬らしいね~と笑って送ってあげてくだされば幸いです」と呼びかけた。

   中尾さんは俳優として「ゴジラ」シリーズのGフォース麻生司令官役や「アウトレイジ ビヨンド」の山王会幹部・富田役など、数々の人気作に出演していたほか、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「水曜日のダウンタウン」など人気バラエティ番組でも活躍。スカーフやマフラーなどをねじって巻いたトレードマークの「ねじねじ」でも知られ、幅広い年代からの支持を集めた。

   SNSでは、「中尾彬さん、、、木更津キャッツアイの未来のバンビ役で出てきて先行公開の渋谷の映画館初日でみんなで爆笑した思い出 ご冥福をお祈りします」「中尾さんといえば池波志乃さんとのおしどり夫婦として知られていますがやっぱりGTOの内山田教頭が思い出深い。GTOリバイバルにも出て欲しかった」「私の中での中尾彬さんは、ねじねじでバラエティに引っ張りだこのイメージでした。優しい笑顔と頼り甲斐のある貫禄は今でも忘れられないです」など、悲しむ声が相次いでいる。

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