その後企業からは謝罪の連絡が
その後、企業から「この度は大変申し訳ございませんでした。今後の対応を改めて参ります」との件名で次のような返信が来た。
「この度は弊社の対応で不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません。
この件については弊社の中で重く受け止め、今後の対応を改めて参ります。
吉野家でのニュースも拝見いたしました。
弊社の行為は大変恥ずべき行為だったと認識しております。
この度は大変申し訳ございませんでした」
投稿者は「名前ひとつでその人の国籍を判断するのはとても失礼なことだってわかって欲しい」とXに書き込んでいる。
一連の投稿に対しては次のようなコメントが寄せられている。
「これはコンプライアンス的に問題。時代錯誤過ぎる」
「私も親がどちらも外国にルーツあるけど、日本生まれ日本育ち日本国籍だから、この方の気持ちすごくわかる」
「採用担当長くやってましたが、こんな返信ありえないです。非常識にもほどがありますね」
「『留学生さん』って...」
21日にJ-CASTニュースの取材に応じた投稿者によると、投稿者は関東地方在住の20歳の女性。音楽系の専門学校に通っている。企業とのやり取りは20日に行われた。IT業界の会社だという。
名前だけで留学生だと判断されたことについては、「自分のアイデンティティを否定された気持ちになりました」と吐露した。今回のやり取りを自分が通っている専門学校の就職支援担当者に明かしたところ、「とても酷い、あってはいけないことだ」と話していたという。さらにXでは、「担任の先生に話したらすごく引いてた」とも明かしている。
企業に対しては「このような対応は二度とやらないで欲しい」と訴えた。