米シーフードレストランの「レッドロブスター」は2024年5月19日、連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を、南部フロリダ州の連邦破産裁判所に申請したと発表した。報道によると、負債額は最大100億ドルに上るという。
日本の「レッドロブスター」への影響は
「レッドロブスター」は日本国内では、日本法人のレッドロブスタージャパンが店舗を展開している。都内では練馬関町店、お台場店、武蔵野関前店、北小岩店など7店舗を、神奈川県では5店舗、そのほかの地域でも店舗をかまえている。
日本法人のレッドロブスタージャパンは、破産申請の検討が報じられた24年4月17日にプレスリリースを出しており、そのなかで「『アメリカ レッドロブスター』とはフランチャイズ契約を結んでおりますが、資金繰り等は日本で完結しており、経営母体が別となっております。そのため、日本の『レッドロブスター』に対しての影響はございません」と説明していた。