「観客のうちわは焦げたが、服が燃えたりケガ人が出たりしていない」
担当者の説明によると、コンサートでは、「HOT」と呼ばれる火薬を使った特殊効果の演出が行われた。
その際、ステージサイドの客席側に花火の一部が飛んで行ってしまったため、スタッフが現場に駆け付けた。そこは、Hブロックの36列目付近だったが、観客がいないところだった。ステージが見られないため、これらの客席は販売していなかったという。
ただ、客席に当たった花火の火の粉が近くにいたHブロックの観客のうちわに当たって焦げた。このため、このうちわを新品に交換する対応を行ったと説明した。服が燃えた人がいたとの情報は否定し、ケガ人もいなかったという。
花火の一部が暴発した理由については、打ち上げ設備の不具合だとした。なぜ不具合が起きたのかについては、原因を究明中だとしている。
「花火が飛んだ方向については、想定内だったと考えています。暴発してもお客様には当たらないように、安全には配慮して打ち上げています。過去に、同様なことがあったかについては、分かりません」
なお、SEVENTEENは、5月25、26日に横浜市港北区内の日産スタジアムでもコンサートを行う予定だ。こちらのコンサートの運営は、キョードー大阪は関わっていないという。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)