「相手バッテリーが打ち取りやすい打者になっている」
スポーツ紙記者は
「いい時の秋広は打撃に柔軟性があり、広角にヒットを飛ばしていたが、今は上半身と下半身がバラバラでミスショットが多い。長打を打とうという意識が強すぎるのか、体が開くのが早く、逆方向への安打が見られなくなった。打撃面のよさが消え、相手バッテリーが打ち取りやすい打者になっている。どのような打者になりたいのか。打撃の方向性から見つめ直した方がいいと思います」
と懸念を口にする。
高卒4年目とまだまだ若い。球団のレジェンド・松井秀喜氏(現ヤンキースGM特別アドバイザー)の背番号「55」を継承する逸材は殻を破れるか。
1軍の舞台で再び活躍する姿をファンは待ち望んでいる。(中町顕吾)