「頑張ろうとしている選手はたくさんいる」
21年シーズンは自己最多の107試合に出場し打率.303、28本塁打、74打点。ところが22年、23年シーズンは右肘や右肩鎖関節のケガに泣かされ、22年は38試合、23年は22試合の出場にとどまった。今シーズンは3年契約の最終年となる。
このような状況の中、高木氏は「(オースティンは)打っているけれども、確かに」と前置きし、持論を展開した。
「でも関根(大気)も打っている。代わりというか、頑張ろうとしている選手はたくさんいる。だから、そういう人たちの芽を摘むのだったら、じゃあ(ほかの)日本人(選手)とオースティン、どっちを取るかといったら、オースティンの2年間を考えてみろよ。みんな一生懸命やっている。それだったら俺は、2年間頑張りとおした人たちを使いたいということ。パワーとかパワーじゃないとかいうよりも、ここ1番力になると思う」
オースティンは1軍復帰後、3試合連続「2番・ファースト」でスタメン出場し、11打数3安打1打点で本塁打はゼロだ。チームは19日時点で借金「3」でリーグ4位。21日からヤクルト、24日から広島とそれぞれ3連戦を予定しており、28日からセ・パ交流戦に突入する。