プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(65)が2024年5月19日にユーチューブを更新し、度重なるケガによる離脱も少なくないDeNAのタイラー・オースティン内野手(32)に厳しい視線を注ぎ、「(オースティンが)欠かせないということはない。他の選手でも十分戦える」との見解を示した。
「また抜けたときに、また再構築というか考えていかなくてはいけない」
オースティンは4月10日の中日戦で、右太腿を痛め途中退場。病院で検査の結果、「右太腿裏肉離れ」と診断され、12日に出場選手登録を抹消された。2軍で調整を行い、5月17日の中日戦で1軍に復帰。「2番・ファースト」でスタメン出場した。
チームの上位浮上のカギを握るとされるオースティン。だが、高木氏は動画の冒頭で「来なくていい。あてにならない。もういいだろ」と厳しい論調でばっさり切り捨てた。
さらに「今年やらなきゃいけないところで、ハッスルプレーがどうのこうのと言うけど、そんなすぐにケガをされていたのでは計算にならない。また抜けたときに、また再構築というかいろんなことを考えていかなくてはいけない。そうだったらもういらないよ」とし、「(オースティンが)欠かせないということはない。他の選手でも十分戦える」と強調した。
オースティンは19年オフに大リーグのミルウォーキー・ブルワーズからDeNAに移籍。来日1年目の20年は度重なるケガの影響で出場は65試合にとどまるも、打率.286、20本塁打、56打点を記録した。