ポップユニット「PSY・S(サイズ)」元メンバーで歌手のCHAKAさんが2024年5月19日、「もうPSY・Sの歌は歌わないんですか?」と尋ねられたとし、Xで心境を明かした。
CHAKAさんは85~96年にかけて、音楽家・松浦雅也さんと共にPSY・Sで活動。解散後は、ユニット結成以前から続けていたジャズシンガーとして活動している。
「ライブ来てくれるのは嬉しいけど...」
CHAKAさんは19日にXで、PSY・S解散後の日々について、「PSY・Sの歌は絶対に歌うな、きみはPSY・Sのメンバーではない、PSY・Sのことを話すなと言われ、解散して5?6年はそれを言える感じでもなく、私のサイトでは『PSY・Sを否定してる』『我々の気持ちなんかどうでもいいんですね』といっぱい書かれて辛かったよ」と明かした。
解散後、歌手を引退したわけではなかったため、当時は「『歌うな・話すな』と言われたら、揉めたくないから自分のソロ活動のことしか書かず、言わなかった」という。「30年ほど経とうとしてる今ならわかってもらえるかな?PSY・S当時も数少ないコンサートでファンのみんなに会えるから辛い事も乗り越えられた。感謝しています」と思いを伝えた。
CHAKAさんは、ジャズライブに訪れた客から「もうPSY・Sの歌は歌わないんですか?」と聞かれることもあるという。「ライブ来てくれるのは嬉しいけど 悲しい なので、言わないでくれますか?」と呼びかけると、「今の私には加齢で歌えないし CDで聴くのが一番だと思う 相方はライブやりたくなかった人 きっとCD聴くのが一番喜ぶんじゃないかな?」とも述べた。
一方で、「加齢で歌えないのは悲しいか? 自然なことやん だいたいコントラルトなんですから」とCHAKAさん。「日本一の歌手ひばりちゃんでもキー下げてる 私はPSY・Sの歌はキー変えるぐらいなら歌わない」としつつ、「てか、今の音楽のことで忙しいのです」と続けた。
そのほか、PSY・S解散について、「喧嘩して解散したわけでも、揉めて解散したわけでもない。能力のみで繋がっていた私達は喧嘩するほど仲良しじゃない」と説明。「それに、歌うなと言われても私はたま?に歌ってる。だって止める権利はありませんからね。でも揉めたくないからあんまり歌わないだけ」とも明かしている。