「ゲームを何時間やろうが一切口を挟まない」という選択も
ゲームに没頭する子どもについて「あまり心配しなくてもいいのでは」と考える人もいます。
Xでも、あるユーザーが「夏休みでゲームばかりやるお子さんを心配する親御さん」に宛てた投稿が注目されました。
投稿したのは中学1年生になる息子さんのお話。
息子さんは過去に「Nintendo Switchが壊れたら生活が成り立たない!」と騒ぐほど毎日ゲームで遊んでいたそうですが、ある時を境に、1週間もSwitchの電源を入れていないというのです。
息子さんがのめり込んでいたゲームから急に離れたことを振り返り、
「子どもらは自分のその時やるべきタスクや他にある楽しいことを自分でつかんで行くので、小学生の段階で(ゲームに)のめりこんでいてもそこまで心配しなくていいのではと思う」
と持論を述べました。
投稿者はお子さんのことを信頼し、「夜寝て朝起きる」「ごはんを3食食べる」といった最低限の生活習慣を守っていれば、ゲームを何時間やろうが一切口を挟まないという方針を続けてきたとのことです。
さらに「一時的にゲームに逃げたくなる現実がそこにあるなら、それはそれで仕方ない」と続け、子どもからゲームという逃げ道を奪うことで親子の信頼関係が悪化してしまうことへの懸念も示しています。
「夏休みに子どもがゲームばかりする」を心配する親御さんへ。「ゲームを禁止にしても根本的解決にならない。むしろ逃げ場を奪わないで」という話 - Togetter
こうした考え方について、Xでは
「(子どものゲームに)ガミガミ言うのやめようかな......よく考えたら俺もずっとやってたよな」
「うちも同じ考え。『没頭』するのが本当に大事で、その対象が今はゲームなだけ」
といった反応が集まりました。また、自身の経験を振り返って「リアルがつまらん時にゲームに依存してた」という声も。
たしかに、子どもの好奇心は移ろいやすく、その時たまたまゲームに没頭していただけで、時が経てば別の何かに興味が移ることはよくある話かもしれません。
子どもにとってゲームは楽しい遊びのひとつですが、それだけに親にとっては悩みが尽きないもの。子どもとゲームの関係に悩んだ時は、Xで話題になった似たような事例を探してみると、落としどころのヒントが見つかるかもしれません。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。