不振の筒香、5試合連続無安打で打率1割台...それでも今は「過度な期待は酷」な理由

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   メジャーから5年ぶりに古巣・DeNAに復帰した筒香嘉智。5試合連続無安打で打率.161、2本塁打、5打点と快音が聞かれない。

  • 筒香嘉智選手(2019年撮影)
    筒香嘉智選手(2019年撮影)
  • パイレーツ時代の筒香(筒香のインスタグラムより)
    パイレーツ時代の筒香(筒香のインスタグラムより)
  • サヨナラのホームを踏む筒香(筒香のインスタグラムより)
    サヨナラのホームを踏む筒香(筒香のインスタグラムより)
  • DeNAの先輩との3ショット(筒香のインスタグラムより)
    DeNAの先輩との3ショット(筒香のインスタグラムより)
  • レイズ時代の筒香(筒香のインスタグラムより)
    レイズ時代の筒香(筒香のインスタグラムより)
  • 筒香嘉智選手(2019年撮影)
  • パイレーツ時代の筒香(筒香のインスタグラムより)
  • サヨナラのホームを踏む筒香(筒香のインスタグラムより)
  • DeNAの先輩との3ショット(筒香のインスタグラムより)
  • レイズ時代の筒香(筒香のインスタグラムより)

「メジャーから日本球界に復帰して、すぐに活躍するケースの方が少ない」

   スポーツ紙デスクは「過度な期待は酷です」と強調する。

「メジャーから日本球界に復帰して、すぐに活躍するケースの方が少ない。日本人投手と外国人投手ではタイミングの取り方が違う。頭では分かっていても米国で染みついていた打ち方はなかなか修正できません。筒香も今は試行錯誤している段階だと思います」

   物足りない数字を感じさせないのは、ド派手な活躍で強烈なインパクトを残しているからだろう。復帰初戦となった5月6日のヤクルト戦(横浜)で2点差を追いかける8回2アウト一塁二塁の逆転1号右越3ラン。11日の阪神戦(横浜)では、8回に岩崎優のスライダーを右翼席に運ぶ2号ソロが決勝弾となった。最大7点差をひっくり返して逆転勝利を飾ったのは19年9月19日の広島戦以来5年ぶりだった。劇的な場面で大仕事をするのはスターの証だ。

   最近5試合はミスショットが目立ちまだ本調子とは言えないが、スタメンに名を連ねるだけで相手バッテリーに与える重圧が違う。筒香、牧秀悟、宮崎敏郎、佐野恵太とタイトルホルダーの強打者が並ぶ打線に、右太もも裏の肉離れで戦線離脱していたオースティンが約1カ月ぶりに1軍に17日の中日戦(横浜)から復帰した。投手陣が盤石と言えない中、強力打線が機能するかがチームの命運を握る。筒香は本来の輝きを取り戻せるか。(中町顕吾)

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