上川外相の「うまずして何が女性でしょうか」発言報道に賛否 「切り取りに騙されてる」「偏見ないと出てこない」

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「センセーショナルな印象を与えた方が記事のビュー数を稼げるとの企図」?

 

   立憲民主党の原口一博衆院議員は、「『産まずして何が女性か』上川外相が発言。外相辞任を」と怒った。

   立憲民主党の蓮舫参院議員は「女性は『産む』との前提。『比喩』だとしても、もう、やめてほしい。本当に痛い」とし、「産む産まない、結婚するしない。別姓を主張する。どれも『ワガママ』という時代を終わりにしたいのに総理候補と言われる方がこの発言。産む機械と言った方も静岡の自民党代議士でした」と批判した。

   立憲民主党の小沢一郎衆院議員は、「国民の苦しみや悲しみが分からない人間に政治など到底無理。国会議員などすぐに辞めるべき」と批判した。

   共産党政策委員長の山添拓参院議員は「子を産むかどうかは、もとより個人の選択。産みたくても産めない苦しみを抱える人もいる。応援演説で思わず出る本音に、アップデートされない自民党政治のジェンダー感覚がにじむ」と批判した。

   国民民主党の玉木雄一郎代表は、「上川大臣の発言が話題になっています。次期総理候補とも言われている方ですから、突っ込まれる余地のある発言をしたことは、正直、軽率だったと思います」と批判しつつ、発言を報じた記事の内容が修正されたり、「産まず」が「うまず」とひらがな表記になったことを指摘。「センセーショナルな印象を与えた方が記事のビュー数を稼げるとの企図がメディア側にあったとしたら、果たして適切な配信だったのか、よく考える必要があります」とした。

 

   上川氏は19日午前、「『女性パワーで未来を変える』という私の真意と違う形で受け止められる可能性がある、との指摘を真摯に受け止める」として、発言の撤回を表明している。

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