興味がある人は「心理学検定」やボランティアから
その上で、藤井教授は、公認心理師・臨床心理士の資格を取得せずに、数か月で取得できる資格のみでカウンセラーとして活動することについて、次のように問題点を指摘した。
「カウンセリングと言うと、基本的にはそれを受ける人は、専門的な支援が受けられるという前提でいらっしゃると思います。仮に、対価に見合う専門的なサービスを提供しているわけでもないのに、お金をもらっているという構造があるとすると、専門家の職業倫理からすると問題だと思います」
心理学に興味を持ったものの、時間的、経済的に公認心理師・臨床心理士の受験資格を得られない人に対しては、「心理学検定」を勧める。公認心理師・臨床心理士を目指す人も取得することが多いという。
対人援助をしたい人に向けては、ボランティアをすることを提案する。
「例えば児童養護施設で子どもに関わったり、学校現場で支援員をしたりするボランティアもあります。なかなか教室にじっとしていられない子どもや、不適応行動を起こすような子に付いて勉強や生活のサポートをすることも対人援助だと思います。いきなりカウンセリングでなくても、まずはこうした経験を積んで自分に向いているのかを判断してもらうのが良いと思います。もし資格を取りたいとなれば、放送大学もありますし、専門学校でも取得できるところはあります」
やっと届いた....
— あおちゃんぺ???????? (@aochanp) February 25, 2024
私と同じ境遇を持つ人のために
なにか役に立ちたいと思い、
総合心理カウンセラーの資格を取りました。
今後の活動としては、
全国の小学校を回って講演会や
カウンセリングをしたいと思っています。
第1弾は地元山梨県で。
子供時代の経験や環境は
その後の人生に大きく影響します。… pic.twitter.com/Bs8JZui6e0