新人の不安に寄り添い、環境を整えるサポートを
続いて、上司や先輩などの立場の人は、どのようなサポートが必要か。
5月病になっている新入社員や新人に上司や先輩社員にできることを聞いた。佐倉氏は
(1)「状況や気持ちを理解してあげること」
(2)「仕事の面でのサポート」
(3)「健康面の確認と専門家への橋渡し」
の3点を挙げた。
「仕事の面でのサポート」では、いかに本人が安心して業務に取り組めるような環境にしていくかということがポイント。
「本人が困っていること、不安に思っていることを丁寧に聞きとり、一緒に考えてあげるという姿勢でサポートすると良いでしょう」
また、「健康面の確認と専門家への橋渡し」では、「受診の目安を超えているのに本人が医療機関にも社内の専門家にも相談に行こうとしない場合は、ご自身が人事や社内の専門家に対応を相談しましょう」と指摘した。