実際に店舗に行ってみると......
吉野家の広報担当者は2024年5月17日、J-CASTニュースの取材に、マスクの着用について「吉野家として新型コロナウイルス感染症が5類に移行して1年が経過したことから、5月以降、勤務中のマスク着用を原則不要としました」と説明した。
ただ、一律でマスクをしないということではなく、「個人の主体的な選択を尊重し、着用については個人の判断に委ねています」という。
また、この張り紙は個別の店舗による作成でなく「会社の意向」であることも明かした。
衛生管理については、「スタッフ一人ひとりが『食の安全』に対する意識を持ち、調理から食材の管理まで、マニュアルを遵守して徹底した衛生管理を行っています」と説明した。
実際、記者が首都圏内にある吉野家の店舗を訪れたところ、店内に張り紙は掲示されていたものの、2人の従業員はどちらもマスクを着用して業務していた。