「新型iPad」円安で高額化、最大50万円超も それでも日本のユーザーは飛びつくのか

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「iPad Air」に低めの為替レート設定

   松村氏によれば、アップルは日本の消費者に有利なレートを新型「iPad Air」に適用しているとも説明する。Airの価格上昇を和らげるため、1ドル150円台を切るレートを設定した。消費税抜きの価格で計算すると、Airの11インチは149.95円、13インチは146.55円。そのほかの機種は150円を超えている。

   松村氏は、「『できるだけ安く提供したい』というアップルの日本市場に対する配慮がうかがえます」と分析する。

   とはいえ、価格上昇によって、iPad Proを検討するユーザーがAirを、Airを検討するユーザーが第10世代iPadを、それぞれ選ぶかもしれない。第10世代iPadは、日本では1万円値下げされ、より注目が高まるのではないかと同氏は指摘した。

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