AKB48を2024年2月に卒業したタレントの真楪伶(まちゃりん)さん(27)が、初の写真集「真楪伶1st 写真集 奇跡と出会った瞬間(とき)」(KADOKAWA)を7月11日に出版する。KADOKAWAが5月17日に発表した。
卒業を機に、本名の「馬嘉伶」から、同じ読みの今の芸名に改名。アイドルから心機一転、タレントとしての本格的な活動に乗り出す決意も込めた。
バリ島で撮影、初のランジェリー撮影にも挑戦
写真集の撮影は、真さんにとっての「卒業旅行」でもあり、行き先にはインドネシア・バリ島を選んだ。
観光スポットとして有名なクタビーチ、山間部で熱帯雨林が広がるウブド、おしゃれな町として注目度が上がっているチャングーで撮影。白いワンピースで街中を散歩する様子や、6年ぶりに披露した水着姿を収録。人生初のランジェリー撮影にも挑戦した。
真さんはAKB48で初の外国人メンバーとして知られていた。
15年8月に「AKB48台湾オーディション」に合格。台湾でのレッスンなどを経て16年2月に来日し、「台湾留学生」として東京・秋葉原のAKB48劇場での公演などで活動してきた。
18年発売のシングル「ジャーバージャ」では、27人いた「選抜メンバー」のひとりに選ばれた。その後は舞台出演などでも活躍し、23年12月にグループからの卒業を発表していた。
「一つの夢が叶いました」
真さんは写真集発売にあたって、次の談話を出した。
"写真"が好き。
写真で自分を記録してくれる"作品"が欲しい、
という一つの夢が叶いました。
AKB48 を卒業した"今の私"を記録してくれた一枚一枚の写真、
そして今の自分の気持ちを残すためにエッセイも書きました。
初めてのバリ、見たことのない景色、眩しい太陽、澄んだ空気、
ドキドキな気持ちが止まらない、これは最高の"卒業旅行"でした。
1st 写真集が発売できるのは、いつも私を支えてくださっている方々のおかげです。
感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます。
「奇跡と出会った瞬間(とき)」が、誰かの本棚の中の宝物になれたらと思います。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)