「ジャイアンツのユニフォームは着ることはできない」
「ミスターと何回か会って話をしたときに、アメリカ行ったときと同じ(考え)ですよ。『ジャイアンツのユニフォームは着ることはできない』と。(自身は)めっちゃジャイアンツファンですよ。長嶋さん、ミスターファンなので。江川(卓)さんのファンでもあるし、原(辰徳)さんとか、あそこら辺の時代が小さいころですから。ファンであるけれども(巨人のユニフォームを)着るということはなかなか。それでベイスターズに話をして、『帰ってきたいんだけど』と話をしてベイスターズなんですよ」
佐々木氏は14日に公開された大久保氏の別のユーチューブ動画で、大リーグ進出を決めた経緯について語っている。当時、国内フリーエージェント(FA)権を取得していた佐々木氏に、巨人から声がかかったという。
佐々木氏は「メジャー(リーグ)に行くとき、球団から『優勝したからお前の好きなようにしていいぞ』と言われた」と切り出し、当時をこう振り返った。
「『どうしよう。もう30(歳)越してるしな』と。そうしたら、ジャイアンツから話が来て『どうなんだ』と。FA(フリーエージェント)を取って、球団から『好きにしていいよ』と言われたので。どうしようと考えたときに、ジャイアンツから話がきて。『これでジャイアンツに行ったら、ベイスターズファンを裏切るし、無理だな』と思って。『じゃあアメリカ行くか』と。仕方がないから、アメリカに行きました。(アメリカで)やってみたい気もありましたし」
佐々木氏は横浜ベイスターズで通算252セーブを挙げており、計16年のプロ生活で日米通算381セーブを記録した。