人気漫画家が「パチンコ・パチスロ化は基本的に許可を出しません」持論を展開

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   漫画家の水上悟志さんが2024年5月15日、自身の作品の「パチンコ・パチスロ化」をめぐる持論を明かした。

   水上さんは、テレビアニメ化もされた『惑星のさみだれ』『戦国妖狐』などで知られる人気漫画家だ。現在はファンタジーバトル漫画『クライマックスネクロマンス』(作画・瀬戸一里)の原作・ネーム構成を務めている。

  • パチンコ化に持論(画像はイメージ)
    パチンコ化に持論(画像はイメージ)
  • パチンコ店(画像はイメージ)
    パチンコ店(画像はイメージ)
  • スロット化にも持論(画像はイメージ)
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  • スロット化にも持論(画像はイメージ)
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  • ゲームセンター(画像はイメージ)
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  • パチンコ化に持論(画像はイメージ)
  • パチンコ店(画像はイメージ)
  • スロット化にも持論(画像はイメージ)
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  • ゲームセンター(画像はイメージ)

「これをきっかけに深くハマり込む人が一人でも現れてしまったら...」

   水上さんは15日、自身の作品のパチンコ・パチスロ化をめぐり次のようにつづった。

「ここで表明しておきます。水上マンガ・アニメのパチンコ・パチスロ化は基本的に許可を出しません」

   許可しない理由については、「ファンの中からこれをきっかけに深くハマり込む人が一人でも現れてしまったらなんか『マンガを描いてる甲斐がないな』と思うからです」とした。

   パチンコ・パチスロ化された人気作も多い中で「許可を出しません」と表明した水上さんには、「先生の漫画家としての矜持と受けとりました」と歓迎する声のほか、「パチ文化をろくに知りもせず決めつけで勘違いしてそう」「作品を大切にされる事は良いですが勝手に全てのパチスロファン=依存者と思われるのは心外ですが」など賛否の声が寄せられた。

   こうした向きに対しても、「今まで関わってきたアニメサイドの皆様には資金繰りを難しくさせてしまって申し訳ないなーとは思ってました。また、パチンコ好きの方やパチ化の許可を出した作家さんを批判するつもりもないです。ただ、水上はやんないよ、ってだけです。すみません...」としている。

   「パチンコ・パチスロは、漫画作品を知るきっかけとしてふさわしくないという意味なのか」とする声も上がったことには、「私のマンガをきっかけにパチンコに入って依存する人が現れてほしくない、というつもりで書きました。パチンコから何らかの作品を知ることには特に問題を感じません」と説明している。

   決意表明に際しては葛藤もあったといい、「言っちゃったのでもう後に引けなくなっちった。信条とはいえ、デカい金の話を自分からつぶすのはつらい...それにつけても金のほしさよ...」と本音もにじませた。

   また「オファー来るほど売れてねえだろって意見見ちゃったけど、なぜわざわざ表明する必要があったかご想像していただければ」とも語っている。

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