「浪花のモーツァルト」の愛称で親しまれた作曲家・タレントのキダ・タローさんが2024年5月14日に死去したと所属事務所の「オフィスとんで」が15日、発表した。93歳だった。
「出前一丁」や「かに道楽」といった有名CMソングをはじめ、テレビ番組のテーマソングなど多くの楽曲を手がけたほか、タレントとしても人気を博したキダさんに、惜しむ声が相次いでいる。
「これからもキダ・タロー先生の作品が皆様に愛され続けることを切に願います」
オフィスとんでは15日、「弊社所属の作曲家 キダ・タロー先生が2024年5月14日逝去しました 生前のご厚誼に深謝し謹んでご報告申し上げます」と報告した。
「これまでお世話になった関係者の皆様 応援してくださったファンの皆様に 心より感謝 お礼申し上げます これからもキダ・タロー先生の作品が皆様に愛され続けることを切に願います」としている。
キダさんは数々の有名CMソングや番組テーマ曲を手がけたほか、タレントとしても活動。生前最後の出演は、24年4月19日放送のバラエティ番組「探偵! ナイトスクープ」(ABCテレビ)だった。同番組では「最高顧問」として親しまれ、関西を中心に多くの人に愛された。