YouTubeチャンネル「令和の虎CHANNEL」2024年5月12日公開の動画に、総合格闘家の伊澤星花さん(26)が登場した。明かされた経歴に、インターネット上では驚きの声が上がった。
「レスリングの全国大会で優勝」「小中高の教員免許も取得」
「令和の虎」は「出資を受けて、事業を本格展開したい」志願者が事業計画をプレゼンし、審査員の経営者が出資の可否を判断するリアリティ番組。
伊澤さんが登場したのは、「JPCスポーツ教室」と「令和の虎」の共同企画「スポーツ版令和の虎」で、志願者に対しアスリートのサポートやセカンドキャリア支援を行うという内容だ。
最初に経歴を聞かれた伊澤さんは、最終学歴を「東京学芸大学教職大学院」と明かし、100万円の支援をスポンサー契約で希望。「RIZIN王者として女子格闘技を盛り上げたい」と展望を語った。
さらに詳しい経歴として、伊澤さんは
「中学校3年生の時に、レスリングの全国大会で優勝」「高校生の時に柔道のインターハイで3位」
「大学生の時にやっていた相撲では全国大会準優勝しました」
「大学生の時には小学校と中学校と高校の教員免許も取得しております」
「大学院進学時に始めた総合格闘技では、プロ3戦目で『DEEP JEWELS』ストロー級のチャンピオン。そして『RIZIN』のスーパーアトム級チャンピオンとなり、同年に行われた『RIZIN』スーパーアトム級のワールドグランプリでも優勝しました。そして今年の3月に行われた『DEEP JEWELS』のアトム級のタイトルマッチで勝利し、現在3階級チャンピオンとなっております」
「ロイズジムという格闘技ジムも、旦那さんと一緒に運営しております」
などと、華々しい格闘家人生を明かした。
披露されたプランは「世界一の格闘家になるために、海外遠征に行く100万円をスポンサードしていただきたい」というものだった。
「日本では敵なし」と言われているという伊澤さんだが、「アズール」社長の青笹寛史さんから「女子格闘技は視聴者があんまりいないからスポンサー集めるのが厳しいんですか?」と聞かれた。
すると、伊澤さんは「男性より劣ってしまっているのが現状」「女子選手は今までスター選手がいなかった」「プロも女子選手は判定が多い。決めきれない。格闘技を見る人からするとトイレ休憩と言われたりする」と女子格闘技の現実を明かした。
「伊澤星花が出演しなきゃならないのが悲しい」の声も
伊澤さんの経歴に、インターネット上では「頭も良くて格闘技も強いのえぐい」「柔道、相撲、総合格闘技で実績上げてるとか、怖すぎだろ笑」「見るからに強そう(笑)真面目でカッコいい文武両道でガチな人きたね」「伊澤は日本の女子格史上最強」などの声が上がった。
また、「伊澤星花が令和の虎に出てるけどこのクラスで100万程度取りに来るの女子格の闇だよね 最低でも何千万とか稼いで欲しいよね」「1000万でもいいくらいだ!伊澤星花が出演しなきゃならないのが悲しい」など、輝かしい経歴を持つ伊澤さんでも100万円の出資が必要になるという女子格闘技の現状を憂うようなコメントも書き込まれた。
なお、「令和の虎」の動画公開と同日、「JPCスポーツ教室」の公式YouTube「JPCチャンネル」で続きが公開された。
それによると、「FIT PLACE」社長の山澤礼明さんが100万円、「ecxia」社長の宮本聖菜さんが100万円、「J-PRoach」社長の高木(高ははしごだか)宏昌さんが50万円の支援を提案。伊澤さんが山澤さん、宮本さんからそれぞれ40万円、高木さんから20万円の支援を依頼した。