「他球団は最大の評価は示していくと思うけども...」
FA権取得を翌年に控えた契約更改での単年契約に高木氏は「1年契約だと、いろいろ勘繰るところはあるよね」とし、次のように持論を展開した。
「他球団の評価は聞いてみたいと思うし、他球団は聞いたところでいいことしか言わないから。ほしいから。だってそれはそうでしょ。正直に『君はリードがどうのこうの』とかは絶対に言わない。『君の力が必要なんだ』と。最大の評価は示していくと思うけども、そんな評価を聞いてもしょうがない。自分が巨人に残りたいのか、残りたくないのか。他球団に行きたいのか、行きたくないのか。そこだから」
さらに大城がFA宣言をしたと仮定して、こう続けた。
「ただ同じ条件できたときに、こっちでは2番手でいる、こっちでは主戦だと。同じ金の条件で3年間、4年間といったら、大城の性格としてどっちを選ぶかなと。楽な方を選ぶのか、レギュラーとしてキャリアを積む方を選ぶのか。これは性格だな」
スポーツ紙の報道によると、大城は10日に2軍に合流し、12日に降格後初の打撃練習を行ったという。