小説家の「木船田ヒロマル」さんが2024年5月9日、Xに「回収したぜ......」と川で無くし物を探し当てたとするエピソードを公開し、話題を集めている。
「娘が彼氏と別れ話になり、『やったネックレス今この場で川に捨てろ』と言われ......」
木船田さんは9日、川を背景に、細い銀色のチェーンが絡まったキーホルダー付きの車の鍵の写真を公開し、次のようにつづった。
「回収したぜ......。娘が彼氏と別れ話になり、『やったネックレス今この場で川に捨てろ』と言われ川に投げたらチェーンが絡んで、一緒に川の中に飛んでった貸してた僕の車の鍵を......」
続く投稿では、回収時の様子を振り返った。「ブツは川底に見えて」いたため、当初は「百均の材料で作ったマグネット釣竿でなんとかしよう」と試行錯誤していたという。
すると、騒ぎに気付いた「近所のおっさん」が現れた。木船田さんが「あそこに見えてる車の鍵を回収したいんです」と説明したところ、男性は「『もう1時間もしたら潮引いて川底歩けるようになるで』って教えてくれた」という。
黒い支柱のようなものに白い凧糸のようなものを組み合わせた、お手製のマグネット釣竿の写真も添えられている。
鍵を回収したかった理由については、「鍵はスペアあるしスペアからスペアも作れるけど、このキーホルダーは娘が修学旅行のお土産にくれたやつで、こいつは回収したかったんだよな」とつづっている。
木船田さんの娘が鍵を失くしたのは4月28日だったようで、当時のLINEスクリーンショットも公開。1分ほどの音声通話の後、木船田さんから「鍵は回収できなくていいから、無事に帰っておいでよ」とメッセージを送っていた。