なぜ今永昇太の球を大リーガーは打てないのか? 元大リーグ投手が指摘...ポイントはストレートの「性質」

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   プロ野球巨人の元投手で大リーグのニューヨーク・メッツ、ロサンゼルス・エンゼルスなどでプレーした野球解説者の高橋尚成氏(49)が2024年5月8日にユーチューブを更新し、今シーズンからシカゴ・カブスでプレーしている今永昇太投手(30)の好調の要因を独自に分析した。

  • 大リーグで躍動する今永(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
    大リーグで躍動する今永(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • エスコバーと今永の2ショット(今永のインスタグラムより)
    エスコバーと今永の2ショット(今永のインスタグラムより)
  • DeNA時代の今永(今永のインスタグラムより)
    DeNA時代の今永(今永のインスタグラムより)
  • 今永を応援する地元シカゴのファン(今永のインスタグラムより)
    今永を応援する地元シカゴのファン(今永のインスタグラムより)
  • サンサービスをする今永(今永のインスタグラムより)
    サンサービスをする今永(今永のインスタグラムより)
  • 大リーグで躍動する今永(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • エスコバーと今永の2ショット(今永のインスタグラムより)
  • DeNA時代の今永(今永のインスタグラムより)
  • 今永を応援する地元シカゴのファン(今永のインスタグラムより)
  • サンサービスをする今永(今永のインスタグラムより)

「1番気になるのはストレートの回転数」

   駒澤大学出身の今永は15年ドラフト会議でDeNAから1位指名され入団。16年シーズンから先発ローテーションの一角として活躍し、8年間で通算64勝を記録した。

   23年シーズンのオフにポスティングシステムを利用してカブスに移籍。4月1日のコロラド・ロッキーズ戦に移籍後初先発して初勝利を挙げた。4月は5試合に先発して4勝を挙げる活躍を見せ、月間最優秀新人に選出された。5月8日までに7試合に先発して5勝無敗、防御率1.08。

   大学の先輩でもある高橋氏は「メジャー(リーグ)の大舞台でこれだけの活躍をするということは、やっぱり持っているなという感じがしますね。本当に素晴らしいピッチングが続いている」と目を細め、好調の要因を次のように分析した。

「1番気になるのはストレートの回転数。ファストボールの球速自体は150(キロ)出るか出ないかくらい。だいたい92、3マイル(148.0キロ、149.6キロ)。時には91マイル(146.4キロ)くらいでもぜんぜん空振りをとれている。それは回転数がすごくいいということ。ボールがマッチしているのか。もともと回転数の多いピッチャーなので空振りやフライアウトを取れるピッチャーだが以前にも増して日本にいた時よりも工夫をしたのではないかという感じがする」

   さらに今永のストレートを「ホップ成分が強い」とし、こう続けた。

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