親近感あるツールの超短文だから、「。」が気になる
J‐CASTニュースBiz編集部は、調査を行なったフォーイットの担当者の話を聞いた。
――この調査を行なった目的は何でしょうか。
担当者 マルハラスメントが最近話題になっていますが、本当にあるのだろうか、実態はどうなのだろうかと調べてみたくなりました。
――その結果は、ズバリどう思いますか。マルハラはあるのでしょうか、ないのでしょうか。
担当者 あくまで個人の考えになりますが、どちらかというと「ない」と思います。普段のコミュニケーションのかかわり方の問題だと思いました。
――「ない」と思う理由は何ですか。
担当者 実際、全体の結果では「あまり気にしたことがない」という人が約65%もいます。また、個別の感じ方の問いでも、文末が「。」で終わる文章を受け取った時にどう感じますかと聞いても、圧倒的に多くの人が「丁寧さ」と答えています。
――しかし、年代別の結果をみると、20代では「威圧感」と答えた人が18%もいましたよ。
担当者 20代では「威圧感」や「距離感」といったネガティブな感じ方をする人が一定数いることは確かです。しかし、それはLINEとかチャットとか、もともと距離が近いツールを使ううえ、極めて短い文章に限って質問しているからだと思われます。
アンケートの質問は「先輩や目上の人からチャットなどのメッセージで、文末が『。』で終わる文章を受け取った時にどう感じますか」と聞いています。