1人あたりの買い物額、圧倒的トップ
実は中国人による日本での高級ブランド漁りは最近始まったことではない。2023年夏にも中国のSNSで「中国人のおかげで日本のヴィトンが大繁盛」というハッシュタグがトレンド入りしている。
前述の通り訪日中国人旅行者の数は回復せず、日本でも「爆買いはもう起きない」「中国人もコト消費にシフトしている」との分析が広がったが、ツアー客から個人客にシフトしるため爆買いが目に見えなくなっただけで、データを見る限り中国人は相変わらず日本で買いまくっているのだ。
レジャー・観光で日本に来ている外国人旅行者の1人あたりの買い物金額(2024年1~3月、速報値)は、中国人が12万2005円で2位の香港人(8万5099円)、3位のフィリピン人(7万7885円)を大きく引き離し、韓国人の5倍以上に上る。