フィギュアスケート男子の宇野昌磨選手が2024年5月9日、インスタグラムで現役引退を発表した。
22年・23年世界選手権2連覇、平昌オリンピック(五輪)銀メダル、北京五輪銅メダルの実力者の引退に、惜しむ声が相次いでいる。
「5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ......」
宇野選手は9日、インスタグラムで「この度、現役選手を引退する決断を致しました」と発表した。
「今日まで競技者としての僕を応援してくださった皆様、支えてくださった皆様 本当にありがとうございました。5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」と感謝をつづっている。
引退に際しての記者会見は、所属するトヨタ自動車のオウンドメディア「トヨタイムズ」で14日に行う予定だという。
宇野選手は平昌五輪シングル銀メダル、北京五輪シングル銅メダル・団体戦銀メダル、世界選手権では22?23年にかけ2連覇を果たし、全日本選手権では6回の優勝経験を持つ。高い表現力と気迫のこもった演技が特徴で、23-24年のシーズンでは「自己満足」をテーマに、全日本選手権を制した。