出産を控えたファンからのコメントに対してタレント・俳優の生田斗真さんが不適切な回答を行ったとして批判が相次いだ問題で、実の弟でフジテレビアナウンサーの生田竜聖さんによる過去のインスタストーリーズ投稿が「模範解答」だとして注目を集めている。
「質問くれた方も本当にごめんね!」兄は謝罪投稿も顰蹙
生田さんは2024年5月5日に行ったインスタグラムでの企画で、出産を控えているというファンからの「今日で妊娠9ヶ月です 出産こわいよー」とのコメントに「旦那様に無痛(分娩) おねだりするか」と回答。
こうした回答について、メリット・デメリットのある無痛分娩を無条件にファンに勧めたことや「おねだり」という表現は女性を対等に扱っていないように思える、「旦那"様"」という表現が前時代的である、などとする批判が相次いだ。
生田さんは7日にストーリーズで謝罪するも、「言葉足らずでした」「質問くれた方も本当にごめんね!」などとする表現について適切でない、幼稚だなどとする指摘が続出。火に油を注ぐ事態となっていた。
「こうも比べられてると面白いくらい違っててめっちゃ笑ってしまった」
SNSでは生田さんの投稿に批判と疑問の声が相次いだ一方、その実弟・竜聖アナウンサーの過去投稿に注目が集まっている。
竜聖アナは20年4月、兄の斗真さんと同じようにインスタグラムのストーリーズで視聴者からの質問に回答していた。
妊娠が分かったばかりで「不安でいっぱい」との声には、「おめでとうございます! 今は本当に不安がいっぱいだと思います。どうか母子ともに健康でありますように」と寄り添った。
その上で、当時はコロナ禍が本格化し、不安の声が相次いでいた頃だったことから、小さな文字で「妊婦さんでも、今なお仕事に出なければならない状況にあるという方もいらっしゃると聞きます。日本にいる我々ひとりひとりが、できるだけのことをやってなんとか『みんなで』守りましょう」と呼びかけた。
同年6月には、1週間前に出産を終えたばかりで「絶賛寝不足」だが、竜聖アナが担当している朝の情報番組「めざましテレビ」を見るのが日課だという視聴者の声に、「ありがとうございます 笑顔に溢れた毎日でありますように! 大変な時は、ながら見で大丈夫です!」と返信した。
手書きの「祝」の文字を背景に、「決して(番組を)見るなとは言わない」と冗談めかしている。
SNSでは、斗真さんと竜聖アナの回答の違いに、驚きの声が多く上がった。
「弟さんが模範解答。これに勝る解答はない。身を案じるだけ。その怖さを想像だにせず茶化してはいけない」
「生田斗真のストーリー自体は別に何とも思ってなかったけど、こうも比べられてると面白いくらい違っててめっちゃ笑ってしまった。手書きの『祝』もめちゃくちゃ嬉しいね」
「え、兄弟でこんな違うの?! 生田斗真があんな発言したの男兄弟で育ったから母の出産の大変さを分かってなかったのかなーって昨日思ってたんだけど」