ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、アメリカの老舗雑誌「ザ・ニューヨーカー」の表紙にイラストで登場した。大谷選手のポケットにはドルの札束が入れられていて、「ポケットの札束は嫌味?」などの否定的な意見も見られた。
風刺的なイラストを採用することで知られる「ザ・ニューヨーカー」
「ザ・ニューヨーカー」は1925年に創刊した政治、文化、芸術など幅広い分野の記事を掲載している人気総合雑誌で、風刺的なイラストを表紙に採用することで知られている。
2024年5月13日号の表紙に採用されたのは、ドジャースのユニフォーム姿でバットを振り抜く、背番号17の大谷選手のイラスト。「ショータイム」と命名されたこの絵を描いたのは、アメリカの画家、マーク・ウルリクセン氏。
「ザ・ニューヨーカー」のホームページには、「彼はMLB最高の投手であり、最高の打者であり、最速の走者だ」とウルリクセン氏が大谷選手を絶賛するコメントが載せられている。加えて「大谷が経済的なスキャンダルに巻き込まれている事実は、良くも悪くも、彼の知名度を高めるだけだ」と書かれている。
そして、この絵の注目すべきポイントは大谷選手のお尻のポケットの部分だ。何とポケットには米ドルの札束が入っているのだ。
これにはXでも「表紙になること自体は名誉なのかもしれないけど、、、」「なんでポケットに札束が?!」「ポケットの札束は嫌味?」「ポケットの札束は何?29歳の野球少年はユニフォームのポケットに札束なんて入れません!」などポケットの札束に否定的なコメントが見られた。
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— The New Yorker (@NewYorker) May 6, 2024