タレント・俳優の生田斗真さんが2024年5月7日、インスタグラムで不適切な投稿をしたとして謝罪した。
問題になったのは、出産を控えたファンからのコメントに返信した際の投稿。謝罪後も批判の声が相次いでいる。
インスタでファンからの質問に答える企画で出た発言
発言は、生田さんが5日に行ったインスタグラムでの企画で出た。ファンからの質問やメッセージを募り、生田さんがそれに回答するという形のファンサービスでのひと幕だった。
出産を控えているというファンからの「今日で妊娠9ヶ月です 出産こわいよー」とのコメントに、生田さんは「旦那様に無痛(分娩) おねだりするか」と回答。
こうした回答について、「無痛分娩を夫に『おねだり』って語弊があるな... 決定権や財布を夫が握ってる前提だし、『お願い』でなく『おねだり』という表現が、可愛くご機嫌取りながら頼めって感じに聞こえる。出産は命懸けなんよ。たとえ無事に終わってもめちゃくちゃ労力消費して体にダメージ受けるの。重み分かるかな」「『旦那様に無痛おねだりするか』という短文の中に、無痛分娩への誤った認識と、『妻が痛みを取るには旦那"様"の許可が要る』という家父長制的な価値観の吐露と、『妊婦本人はおねだりする身分だろう』という決め付けまで詰め込めるの逆にすごい」などとする批判の声が相次いだ。
「無痛分娩」では麻酔薬を使いながら出産を進めるが、あくまでも痛みを緩和するのみで、全ての痛みを消すことができるわけではない。また、無痛分娩をすることによるリスクの問題もある。
さらに「おねだり」という表現は女性を対等に扱っていないように思える、「旦那"様"」という表現が前時代的である、などと感じたユーザーも少なくないようだ。