俳優・酒向芳さんが2024年5月6日放送のドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(カンテレ・フジテレビ系)第4話に出演し、怪演が視聴者の間で話題になっている。
「このカエルはこれじゃなくてロワールのシュナン・ブランで食いたいね」
アンメットは、1日で全てリセットされてしまう記憶障害を抱えた脳外科医・川内ミヤビ(杉咲花さん)が、脳外科医・三瓶友治(若葉竜也さん)との出会いをきっかけに、医師として再生していくヒューマンドラマだ。
酒向さんは、ミヤビが勤務する「丘陵セントラル病院」にも関与する「西島医療」グループの最高権力者・西島秀雄役を演じている。グループ拡大のためには手段を選ばない西島は、院内の医師はもちろん、孫娘の麻衣(生田絵梨花さん)も逆らえない存在。若手ナンバーワンの医師・綾野楓(岡山天音さん)と麻衣の政略結婚を目論む。
第4話の綾野と麻衣と食事をするシーンで、西島は出されたカエル料理を見るやいなや怪訝な表情を浮かべ、食器を「カンカン!」と叩いて「このカエルはこれじゃなくてロワールのシュナン・ブランで食いたいね」と、ワインが合っていないと激怒。と思いきや、綾野が麻衣と結婚し病院経営の道に進むことについて、持っていたフォークとナイフでカチャカチャと拍手をして喜ぶ様子を見せる。
4月22日に放送された第2話の食事シーンでは、クチャクチャと音を立ててヘビの肉を噛み、ニヤリと笑う一幕で話題にもなった。
名バイプレイヤーに感心「下品さが絶品」「この人にしか無理」
酒向さんといえば、21年放送のドラマ「最愛」(TBS系)で失踪した息子を探し続ける父親役や、今期放送のドラマ「燕は戻ってこない」(NHK)では同じアパートに住む主人公の弁当を食い散らかしドア越しに叫び続けるなど、クセの強い役どころをまっとうするバイプレイヤーとして好評を得ている。
アンメットでは、ミヤビについて「万が一にも記憶が戻ってもらっちゃ困るよ」と発言をしていることもあり、ラスボス感が漂う西島。
酒向さんの不気味な演技に対し、視聴者からはXで、
「酒向芳さんの、食事の場面での下品さが絶品!あれだけで人となりが全てわかる」
「役どころも最高で、出る度に感動。しびれる。あまりに上手い」
「ちょっといきすぎた変態的悪役がうますぎる...めっっっちゃむかつくもんな」
「酒向芳さんすごいよ...セリフ少なくてもあの存在感...毎回クセ強めの役だけど、もはやこの人にしか無理だから任されてるんだなぁ...」
などと反響があがっている。
第4話ご覧いただきありがとうございました!今週は不穏な展開も多くて、皆様の心にご負担おかけしました????来週は #三瓶先生 の勧めで #ミヤビ が新たな挑戦を…ミヤビを応援して下さい!
— アンメット ある脳外科医の日記 (@unmet_ktv) May 6, 2024
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