もう「爆発的な伸び」望めない国内線 ANA HD、断念の「三菱スペースジェット」後継は「1年かけて議論」

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「1年かけて、機材選定については議論を深めていく」

   後継機種については

「先ほど申し上げた方針に従って、エアバス、ボーイング...実際、MRJ、スペースジェットの後継機候補としては、ボンバル...エンブラエルですね、こういったところも出てくるので、候補となるメーカーについては、しっかりと公平、公正にお声がけしていきたい」

などと発言し、米ボーイング、仏エアバス、ブラジルのエンブラエルなどを挙げた。

   カナダのボンバルディアは小型ジェット機「CRJ」シリーズを製造していたが、すでに製造を終了。製造終了後の事業の主軸は保守管理で、その事業も19年に三菱重工業に売却している。

   こういったメーカーとの交渉の状況について問われると、「候補、ワンオブ候補(候補のひとつ)。今、足元でしっかり我々がアプローチをしているとか、話をしているとか、そういうことではない。1年かけて、機材選定については議論を深めていく」とした。

   芝田氏が言う「100席前後」のジェット旅客機としては、エアバスがボンバルディアから買収したA220シリーズ、エンブラエルのE-JET E2シリーズなどがある。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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