強い信頼関係が支えに
さらにAさんは語ります。
「Oさんは、そうした難しい仕事を卒なくこなしてくれるので、感謝しています。とにかく、人の話を聞くのがうまいんです。いろいろなことを聞いて、その上で、こうしたらどうですかと提案する。お客様を安心させるオーラもあるので、いつも感心します」
上司のAさんからは、部下であるOさんへの強い信頼感が伝わってきます。Oさんにもその思いは通じているようで、難しい仕事を振られることに対して、こう話します。
「誰に何を頼まれてもいい、というわけではないんです。でもAさんから任された仕事ならトライしようと思えるんです。Aさんを尊敬していますし、Aさんも私を信頼してくれていると感じています。時に厳しいことを言われても、いやに感じない。自分のために言ってくれていると分かるからです」
上司と部下の強い信頼感。この信頼感があるから、難しい仕事を任されても、Oさんは頑張れているのです。
では、この信頼感はどのように作られているのでしょうか。