打楽器演奏家・作曲家の嶋崎雄斗さんが2024年5月3日、カスタネットに対する世間の声に動画で「反論」し、話題を集めている。
「小学生でやるカスタネットはなんだったのか、、、」
嶋崎さんはマリンバやドラムをはじめとする打楽器の演奏家・作曲家として活動しているアーティストだ。
3日、「『カスタネットなら俺でもできる!』と言われたので」として約3分の動画を公開した。「本来はこういう楽器です」とも注釈をつけている。
マリンバを使った歌劇「カルメン」のメドレー演奏にカスタネットで参加したもので、嶋崎さんは両手にカスタネットを持ち、5本の指を巧みに操りながら細かくリズムを刻んでいる。
一般にカスタネットといえば、幼稚園や小学校などで使う赤と青の打楽器を想像するユーザーも多い。幼い子どもが触れる際は片手にのみカスタネットを持ち、ゆっくりとリズムを取る場合が多いが、嶋崎さんの演奏は全く違った仕上がりだ。
軽やかにリズムを刻む嶋崎さんの超絶技巧ぶりに、動画を見た人からは驚きと称賛の声が寄せられた。
「小学生でやるカスタネットはなんだったのか、、、」
「うん、たん!で触れてから時が止まってる私にピッタリのポスト」
「カスタネットをナメて大変申し訳ございませんでした」
この動画は、20年に「【ガチのカスタネット演奏】歌劇『カルメン』のメドレーにアドリブで入ってみた」と題してYouTubeに公開されたが、改めてXで公開された。表示回数は416万件を超え、約7300回リポスト(拡散)されている。
嶋崎さんは2日にも、「『打楽器は叩くだけで音が出るから簡単そう』というイメージが一定数あるらしい。叩くだけで音が出るから奥が深いのですよ、ふふふ」とつづっていた。
「カスタネットなら俺でもできる!」と言われたのでヾ(๑╹◡╹)ノ"
— 嶋崎雄斗 (@yuto_shimazaki) May 3, 2024
*本来はこういう楽器です pic.twitter.com/YN8wFm7UYR