俳優でタレントの遠野なぎこさんが2024年5月2日、自身のブログを更新し「依存」をめぐる持論をつづった。
「言葉を変えれば生きていく上での大切な『 支え』でもあると思うの」
遠野さんは愛猫2匹の写真を添え、「『 依存』って悪い事?」と題した記事で持論をつづった。
「あのさ。ふと思ったのだけど。『 依存』ってそんなに悪い事なのかな?」と切り出し、「勿論、事によっては駄目だよ? 犯罪に繋がるような事はね、当然駄目」。
その上で、「でも、『依存』って言葉を変えれば生きていく上での大切な『支え』でもあると思うの」と主張した。
遠野さんは「支え」というものについて「親が子の人生を生き甲斐にするように、良い大学に入る事だけに人生をかけるように、会社での出世を生き甲斐にするように...」とし、「支えが無ければ、人間ってとてもじゃないけど生きづら過ぎる」とまとめた。
こうした背景から、「依存」という言葉をめぐる世間の風潮に反論している。
「それを一括りにして『あの人はすぐに何かに依存するから』なんて考え方は、ちょっと視野が狭過ぎると思うのです」
何かと非難されがちな「承認欲求」についても「私は、承認欲求は『 向上心』とも捉えているから行き過ぎなければ非難されるものではないと思っています。むしろ、無い人よりよっぽど安心」とした。
笑顔の絵文字を添え「人を非難する暇があったら、自分の人生を潤さなきゃ損だよね」と結んでいる。