JAL飲酒トラブルでANAとばっちり 海外メディア「勘違い」続出...Japan AirかAir Japanか、それが問題だ

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コメント欄に「エアジャパンはダラスには就航していない」の指摘

   間違いを修正する会社もあった。英大衆紙のデーリー・メールは、一時は見出しや本文に「Air Japan」を掲げたが、後に「Japan Airlines」に修正された。コメント欄には「エアジャパンはダラスには就航していない」といった書き込みがあり、編集部が指摘に気付いた可能性もある。

   「AirJapan」は、ANAホールディングス(HD)がANA、ピーチに次ぐ「第3のブランド」と位置付けるブランドで、2月に運航を開始。5月時点で成田とバンコク、ソウル、シンガポールの3都市を結んでいる。「AirJapan」の運航は、アジアのリゾート路線や貨物便を運航してきたANA HD100%子会社の「エアージャパン」が担当している。

   無線通信での呼び名にあたるコールサインは、JALがJAPAN AIR。この点も、AirJapanがANAグループだと認識されにくい一因になっている可能性もありそうだ。

   なお、ANAとAirJapanのコールサインは、それぞれALL NIPPON、AIR JAPANだ。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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