山本由伸、今永昇太、前田健太「背番号18」日本人投手、メジャーを席巻 同じ日に全員勝利投手に

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   5月1日(日本時間2日)のMLBは山本由伸投手、今永昇太投手、前田健太投手の3人の日本人投手が先発。同じ「背番号18」を背負う3人の日本人投手が好投を見せ、3人とも勝利投手となった。前田健太投手は、今シーズン初勝利を手にした。

  • 今永投手(今永投手のインスタグラムより)
    今永投手(今永投手のインスタグラムより)
  • 今永投手(カブス公式Xより)
    今永投手(カブス公式Xより)
  • 山本投手(ドジャース公式Xより)
    山本投手(ドジャース公式Xより)
  • 山本投手(ドジャース公式インスタグラムより)
    山本投手(ドジャース公式インスタグラムより)
  • 前田投手(タイガース公式Xより)
    前田投手(タイガース公式Xより)
  • 今永投手(今永投手のインスタグラムより)
  • 今永投手(カブス公式Xより)
  • 山本投手(ドジャース公式Xより)
  • 山本投手(ドジャース公式インスタグラムより)
  • 前田投手(タイガース公式Xより)

【今永昇太】無傷の5勝目、防御率は驚異の0.78

   シカゴ・カブスの今永昇太投手はニューヨーク・メッツ戦に先発。

   初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回は四球とヒットでランナーを背負うも、ショートゴロのダブルプレーで切り抜ける。

   4回以降はピンチを迎えることなく、6回と7回も3者凡退に抑える危なげのないピッチングで7回を投げ、3安打7奪三振1四球、無失点の好投。勝ち投手の権利を得て、マウンドを降りた。

   1対0で迎えた9回裏のメッツの攻撃でドラマが起きる。1アウトランナー2、3塁の場面でマクニール選手がレフトフライを放ち、3塁ランナーのアロンソ選手がホームに激走。ホームでのタッチプレーになり、アウトの判定。メッツはチャレンジをするも判定は覆らずに試合終了。

   1対0でカブスが勝ち、今永はリーグトッブに並ぶ5勝目を手にした。防御率は驚異の0.78でMLBトップに浮上した。

   これにはXでも「サイ・ヤング賞取る今永がめちゃくちゃ見たい」「今永先生凄すぎる!」などのコメントが寄せられた。

   一方で、「今永先生がサイ・ヤング賞を獲ると、2023年ベイスターズくんがサイ・ヤング賞投手が2人もローテにいたのに優勝できなかったチームになってしまうのか」と今永投手とバウアー投手がいた2023年に横浜DeNAベイスターズが優勝できなかったことを嘆くコメントも見られた。

【山本由伸】6回無失点で3勝目

   ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手はアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発。

   課題の立ち上がりは、初回ツーアウトからマルテ選手に二塁打を打たれるも、後続の打者を打ち取り初回を0点に抑える。3回以外はランナーを背負うも粘り強いピッチングを見せ、山本は6回を投げ、5安打5奪三振2四球、無失点の好投。

   8対0でドジャースが勝ち、山本は今シーズン3勝目。防御率は2.91となった。

   なお、大谷翔平選手は休養のため、今シーズン33試合目で初めてスタメンから外れた。試合前、ロバーツ監督は代打での起用も示唆していたが、点差もあったため出番はなかった。

【前田健太】「侍ジャパン」ヌートバーと対戦

   デトロイト・タイガースの前田健太投手はセントルイス・カージナルス戦に先発。6度目の先発で今シーズン初勝利を目指し、巨人でも活躍したマイコラス投手と投げ合った。

   前田は2023年のWBCで侍ジャパンの優勝メンバーとして活躍したラーズ・ヌートバー選手と対戦。1回表の第1打席はレフトへのファウルフライに打ち取る。4回表の第2打席は空振り三振に打ち取り、ヌートバー選手を抑えた。

   前田は4回表にコントレラス選手にホームランを浴びるも、6回を投げ、4安打5奪三振、無四球1失点の好投。4対1でタイガースが勝ち、今シーズン初勝利を手にした。

   「背番号18」を背負う3人の日本人投手、全員が勝利を手にした1日となった。

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