補選制した立憲・亀井氏に早くも試練......ウクライナ戦争は「代理戦争」、持論発掘→駐日大使が「苦言」

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   2024年4月28日に投開票された衆院島根1区の補欠選挙で当選した、立憲民主党の亀井亜紀子衆院議員の過去のX投稿(ツイート)が波紋を広げている。

  • 選挙戦に臨む亀井亜紀子氏(写真は亀井氏のXから)。保守王国で自民党候補を破った
    選挙戦に臨む亀井亜紀子氏(写真は亀井氏のXから)。保守王国で自民党候補を破った
  • ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使(2023年10月撮影)
    ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使(2023年10月撮影)
  • コルスンスキー大使のポスト。亀井氏のポストを批判している
    コルスンスキー大使のポスト。亀井氏のポストを批判している
  • 亀井亜紀子衆院議員のポスト。「ウクライナ戦争はロシア対NATOの代理戦争」だと主張している
    亀井亜紀子衆院議員のポスト。「ウクライナ戦争はロシア対NATOの代理戦争」だと主張している
  • 務台俊介衆院議員(自民)は「ロシアの代弁者のようですね」と反応
    務台俊介衆院議員(自民)は「ロシアの代弁者のようですね」と反応
  • 選挙戦に臨む亀井亜紀子氏(写真は亀井氏のXから)。保守王国で自民党候補を破った
  • ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使(2023年10月撮影)
  • コルスンスキー大使のポスト。亀井氏のポストを批判している
  • 亀井亜紀子衆院議員のポスト。「ウクライナ戦争はロシア対NATOの代理戦争」だと主張している
  • 務台俊介衆院議員(自民)は「ロシアの代弁者のようですね」と反応

「巻き込まれないポイントは、台湾有事で集団的自衛権を行使しないこと!」

   亀井氏は28日の衆院補選で自民党候補との一騎打ちを制し、3年ぶりの国政復帰を果たした。5月1日には島根県庁を自ら訪れ当選証書を受け取った。

   報道陣に対し、「島根県からやっぱり選んでいただいて、東京にね、永田町に色んなことを物言いに行くんだぞ」と決意を新たにしていた。

   Xのプロフィール欄でも「衆院1期・参院1期の即戦力で島根から国を変える!」と使命感に燃えている亀井氏だが、SNSでは過去の投稿が波紋を広げている。

   波紋を広げているのは、亀井氏が22年8月2日に投稿したポストだ。22年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻について、「ウクライナ戦争はロシア対NATOの代理戦争」などと持論を述べたものだった。次のような内容だ。

「地理的に離れた米国がウクライナ軍を増強し、欧州に戦争を持ち込んだという恨み節も現地で出ている。ペロシ米下院議長の台湾訪問で米中間の緊張が高まれば、今度は日本が同じ状況になる。巻き込まれないポイントは、台湾有事で集団的自衛権を行使しないこと!」

   投稿は約2年前のものだが、当選したことで投稿が拡散されると「何を寝とぼけたことを」「主権国家に対する侵略戦争に対して、どの様な法的視点でこの発言をされているのか」などとする批判が相次いだ。

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