アニメ「ONEPIECE(ワンピース)」サンジ役で知られる人気声優・平田広明さんが、2024年5月1日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」第23話に、裁判長役で出演した。
ドラマは昭和初期に日本で初めて法曹の世界に進んだ女性の実話に基づき、主人公・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)が、仲間たちと切磋琢磨しながら自らの道を切り開く姿を描く。
「うちの船長もこの作品にお世話になっているそうで」
第23話では、寅子の父で「帝都銀行」に勤める直言(岡部たかしさん)も贈賄容疑で起訴された汚職事件「共亜事件」の裁判が行われた。平田さん演じる武井裁判長は、重々しい空気のなか、裁判官・桂場等一郎(松山ケンイチさん)らを連れて入廷。ゆっくりと席に座ると、「開廷します。被告人一同、起立」と号令をかけ、直言らに対し「順に氏名と生年月日を」と促した。
平田さんは、「ONE PIECE」サンジ役のほか、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」ジャック・スパロウ(ジョニー・デップさん)役の吹き替えなどを担当している。朝ドラは「とと姉ちゃん」以来、8年ぶり2回目出演となる。
「虎に翼」公式Xが放送日に公開した動画で平田さんは、「今回、朝ドラに帰ってまいりました」「知性、教養、正義感といったものをまるっきり持ち合わせておりません平田広明ですが、今回裁判長役をやらせていただきました」と報告するとともに、
「聞くところによると、うちの船長もこの作品にお世話になっているそうで、田中真弓、平田広明ともども、くそお世話になっております」
と、あいさつをした。
ルフィに続いてサンジ登場、ファンは「共演するかな?」
24年4月2日に放送された第2話では、「ONE PIECE」モンキー・D・ルフィ役で知られる声優・田中真弓さんが女中・稲役で出演。その際、ドラマ公式Xの動画で「噂によるとなにやら、船の仲間が1人乗り込んでくるようでございます」と予告していたことも、あわせて話題になっている。
第23話の放送を受けて視聴者からは、
「めちゃくちゃ良いお声で裁判してた」
「裁判長が平田さんだった...。 優しくて柔らかくていいお声」
「まさかの裁判長だった感謝 このお声で判決を聴けるの嬉しい!!」
「『クソお世話になっております』はセンス良すぎるのよ」
「船の仲間きたーーーー!!!!共演するかな?朝ドラなら可能性0じゃないな!」
などと、大きな反響があがっている。
???? #トラつばオフショット ????
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) April 30, 2024
稲役 #田中真弓 さんのコメント動画で話していた、『船の仲間』はこの方でした!!
武井裁判長役 #平田広明 さん
撮影後にコメントをいただきました!✨
????????NHKプラスで本編を見る!https://t.co/XT2gUkrUaN#朝ドラ #虎に翼https://t.co/vh5FK6CC3b pic.twitter.com/EyXZW9glAW