作家・小野美由紀、子連れキャンプツアーで「虐待」目撃 顔3発殴られるも「介入してよかった」

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   SF小説「ピュア」などで知られる作家・小野美由紀さんが2024年4月29日、キャンプツアー先で、1組の親から子に対する「虐待」を目撃したとXで告白した。

   制止を試みたところ小野さんも親側に「顔を3発」殴られ、被害届を出したという。

  • 小野美由紀さんのX(@MIYUKI__ONO)より
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「子供のためのキャンプ」で暴力や罵倒する親...

   小野さんは投稿で、同日まで娘と参加していたという民間のキャンプツアーについて、「他の参加者の親が子供に暴力を振るっているのを目撃して」と切り出した。加害者は女性だったという。小野さんは当時の流れを、

「止めようとしたら激昂した親に顔を3発殴られ、警察を呼んで被害届を出したら主催の男に『警察を呼ぶな』『加害者を許すべき』と言われた結果『帰れ』と言われ」

と説明し、「踏んだり蹴ったりなので慰めてください」と伝えた。続く投稿では、

「そもそもお前らが『子供のためのキャンプ』を謳ってるにもかかわらず子が激昂した親に長時間罵倒されたり蹴られたり口に無理やり食べ物を突っ込んでるのを見てたのに止めなかったから一番近くにいる私が止めたんだろうが 加害者を許せとか完全に2次加害だし絶っっっっっっっっっ対に許さないからな!」

と、主催者の対応を憤った。

「団体に関しては最初から最後まで見て見ぬふりで納得行かない」

   その後も小野さんは、「団体に関しては最初から最後まで見て見ぬふりで納得行かないのでこれから顧問弁護士と相談し然るべき措置を取ります」「疲弊して今はボロボロだが、行動した事については後悔していない。介入してよかった」と報告。

   スタッフの対応に関しても「責任回避の回答しか出てこない」と振り返っており、「そもそも虐待&虐待的行為を目撃したら警察か児相に即通報が"全ての国民の"義務なんだよ!ふざけんな」などと訴えている。

   児童福祉法では、虐待を受けたと思われる児童を見つけた場合、すべての国民に対して通告する義務を定めている。この点を念頭においているとみられる。

   自身の被害状況については、「事件当日は興奮してて感じなかったけど、家帰って緊張が解けたら殴られたところ普通に痛ぇわ 相手の爪の引っ掻き傷も赤く残ってるし跡になったらどうしよ」とこぼした。

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