東海道新幹線「個室」導入で考える「ハイグレードサービス」 国鉄時代の新幹線には「グリーン個室」も

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豪華寝台列車「北斗星」「カシオペア」

カシオペア
カシオペア

   1988年3月の青函トンネル開業に合わせて、JR東日本とJR北海道は、「北斗星」を上野~札幌間で運行するようになった。個室寝台も多く、A個室「ロイヤル」にはトイレやシャワーが設けられ、「あさかぜ」などの九州方面ブルートレインにあるA寝台個室よりもランクが高いものとして設定された。B寝台の個室も多く備えられた列車だった。

   またJR西日本も北海道方面の特急運行を手掛け、「トワイライトエクスプレス」を1989年7月から運行を開始した。トイレ・シャワーつき2人用個室「スイート」は非常に人気が高かった。

   さらにJR東日本は「北斗星」と同区間で「カシオペア」を運行、全車A寝台ツイン以上という編成になった。「ツイン」と「デラックス」「スイート」があり、「スイート」が最上級だった。

   こういった車両は、現在のクルーズトレインの原型なのかもしれない。

   それ以前にも、ぜいたくな車両の試みはあった。しかも、新幹線で、だ。

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