藤浪晋太郎「メジャーの道」遠く...マイナーで乱調続き 昨シーズン後半の「剛腕無双」取り戻せるか

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   米大リーグでは今シーズン(2024年シーズン)、大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)を筆頭に日本人選手が開幕から奮闘している。一方、米国で2年目を迎えた藤浪晋太郎投手は、マイナーでの登板で乱調続きだ。

   四球や失点を重ねる投球が続き、防御率は15点台まで悪化。昨シーズン(2023年シーズン)後半は強豪のボルチモア・オリオールズで、日本投手最速の165キロをたたき出し、一時はブルペンの一角を担った。だが、このままでは、メジャー昇格は極めて遠い。

  • オープン戦の藤浪晋太郎投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
    オープン戦の藤浪晋太郎投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • 藤浪晋太郎投手のインスタグラムより(ボルチモア・オリオールズ時代)
    藤浪晋太郎投手のインスタグラムより(ボルチモア・オリオールズ時代)
  • 藤浪晋太郎投手のインスタグラムより(オークランド・アスレチックス時代)
    藤浪晋太郎投手のインスタグラムより(オークランド・アスレチックス時代)
  • オープン戦の藤浪晋太郎投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • 藤浪晋太郎投手のインスタグラムより(ボルチモア・オリオールズ時代)
  • 藤浪晋太郎投手のインスタグラムより(オークランド・アスレチックス時代)

4試合連続失点

   藤浪投手は今シーズン、ニューヨーク・メッツ傘下の3Aシラキュースに所属。ここまで8試合に登板し、5 2/3回を投げて防御率15.88、WHIP(1イニング当たりの与四死球+被安打)3.35。統計的に見ても、厳しい数字だ。

   特にここ4試合は、失点が続いている。以下の通りだ(日付は全て米国時間)。

4月14日:0/3回、1安打3失点、3四球
4月19日:1回、1安打1失点
4月25日:1/3回、4四球1暴投6失点(自責3)
4月28日:1/3回、2安打2失点、2四球

   3Aの試合でも、四球で崩れるパターンから抜け出せない。直近の試合でも、29日付の日刊スポーツによると1死一塁から2者連続で四球を出し、満塁となったところで次打者に2点適時打され、そこで交代になったという。

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