「どうでもいい仕事してるおじさん」にイラっとする若手社員 でももしあなたの配属先が閑職だったら...専門家がアドバイス

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度量の大きさを維持することが困難な時代に

   ところが、そのように捉えていない人がいることもまた事実です。

   若手社員で多いように思いますが、理由は自分との給与格差が大きい点ではないでしょうか。

   若手社員とどうでもいい仕事をしているおじさんで、おそらく給与が1.5倍以上はある。あきらかに自分は損していると感じるから、不満が大きくなる。しかも、自分はおじさんになったときには同じような恩恵はないように思える、と。

   たしかに、どうでもいい仕事をしているおじさんがリストラされたり、給与が減らされることが行われる会社が増えてきました。

   度量の大きさを維持することが困難な時代が迫ってきたと言えます。

   それゆえ、どうでもいい仕事をしているようにみえるおじさんは貴重な既得権益者に思えて不満を増幅させることになっている気がします。年金問題に似ているかもしれません。

   仮に、自分がおじさんになったときに給与はそれなりにもらえて、どうでもいい仕事をするとしたらどうか?

   割り切って、それをありがたく受け入れる人は相当にいる気がします。不満を抱く背景には、自分は受けられない恩恵と感じていることをおさえておくべきでしょう。

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