ベルク、「座って接客」取り組みに称賛 「身体的負担を軽減」のため...従業員からも好評で「順次拡大していけるのでは」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

身だしなみ基準の大幅緩和も

   ベルクはこれまでも、従業員が働きやすい環境づくりのための取り組みを行ってきた。

   例えば、23年9月には、「身だしなみ基準の大幅緩和」を発表した。「社会の多様性と変化する価値観に対応し、従業員が自分らしく輝ける環境を構築することを目指しています」と説明し、長髪はまとめるという規定はあるが、髪色・髪型・パーマ自由とした。また、安全性や衛生上の理由から一定のルールを設けているものの、ヘアアクセサリー、ピアス、指輪、ネックレスやブレスレット、ネイルも可能となった。

   24年2月には、「ワークライフバランスの実現とモチベーション向上」のためとして、男性育休100%取得を宣言。同時に、髭に関する身だしなみ基準を「毎日剃っている」から「毎日剃っている又は清潔に整えられ、不快感を与えていない」に変更した。

   これらの取り組みについて広報担当者は、「当然、見た目上『ちょっとやりすぎじゃないか』といったご意見をいただくことはあります」と明かしつつ、「しかし、昨今、日本人以外の方々も少しずつベルクの従業員として入ってきています。(他国の出身者の)身だしなみの文化を受け入れる多様性を考えていかなければいけないというところで取り組んでいます」と説明。「おおむね社内、社外からも良い取り組みなんじゃないかと好評いただいています」と明かした。

1 2
姉妹サイト