規程は守っている...「そうは言っても警察の出動要請をするような事態を」
JALの規程では、乗務前12時間以内に飲酒をしないことなどが定められている。ただ、欠航になった折り返しのJL11便の出発予定時刻は、4月24日の11時5分。事案から1日以上間隔があり、機長は規定に抵触したとはいえないが、南氏は欠航の理由を
「アルコールがきっかけになってはいるが、次の仕事をするにあたってのしっかりとした制限は守っている前提。そうは言っても警察の出動要請をするような事態を起こしてしまった乗員については、その他いろいろな事情もあるだろうから、それをしっかり確認したかった」
などと説明した。
機長は4月26日朝に帰国。会社による事情聴取が行われており、対応が決まるまでは乗務から外すとしている。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)