「現実になった災いは我慢できない苦痛だ」
まさかのベスト8敗退。韓国メディアはショックを隠さなかった。
「スポーツ朝鮮」(WEB版)は「これは現実か?」などのタイトルで速報し、「世界に永遠なことはない。記録は壊れるために存在する。しかし現実になった災いは我慢できない苦痛だ」と嘆いた。
くしくもインドネシアを率いたのは、韓国出身で、韓国代表監督を務めた経験のあるシン・テヨン監督(54)。シン監督は韓国代表の年代別監督を歴任し、17年から1年間A代表監督を務め、18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会でチームを率いた。
シン監督は、韓国U-23代表の監督経験もあるだけに、母国の連続五輪出場記録を自身のチームが阻んだことに心境は複雑だったようだ。
「OSEN」(WEB版)によると、シン監督はインドネシアの勝利を素直に喜ぶ一方で「私の率直な心情は韓国が10回連続進出することになれば全世界で永遠に壊れない記録になっただろう」とし、「記録を私が破ったのは本当に申し訳ない気持ちが大きい」と語ったという。