インドネシアが韓国破る殊勲も...韓国出身監督の「胸中」複雑 母国の五輪連続出場ストップに「申し訳ない気持ち」

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   サッカーのパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝が2024年4月25日に、カタールのアブドゥラー・ビン・ハリファ・スタジアムで行われた。韓国はインドネシアにPK戦の末に敗退し、世界初となる10大会連続五輪出場の夢が潰えた。

  • U-23韓国代表(写真:REX/アフロ)
    U-23韓国代表(写真:REX/アフロ)
  • 同点ゴールを決めたチョン(韓国サッカー協会インスタグラムより)
    同点ゴールを決めたチョン(韓国サッカー協会インスタグラムより)
  • MFカン・サンユン(韓国サッカー協会インスタグラムより)
    MFカン・サンユン(韓国サッカー協会インスタグラムより)
  • MFイ・テソク(韓国サッカー協会インスタグラムより)
    MFイ・テソク(韓国サッカー協会インスタグラムより)
  • 韓国代表ファン・ソンホン監督(韓国サッカー協会インスタグラムより)
    韓国代表ファン・ソンホン監督(韓国サッカー協会インスタグラムより)
  • U-23韓国代表(写真:REX/アフロ)
  • 同点ゴールを決めたチョン(韓国サッカー協会インスタグラムより)
  • MFカン・サンユン(韓国サッカー協会インスタグラムより)
  • MFイ・テソク(韓国サッカー協会インスタグラムより)
  • 韓国代表ファン・ソンホン監督(韓国サッカー協会インスタグラムより)

後半に韓国FW、監督が連続一発退場

   試合は、インドネシアが前半15分にFWラファエル・ストライクのゴールで先制。韓国が同45分にオウンゴールで同点に追いつくも、前半アディショナルタイムに失点し、前半を1-2で折り返した。

   1点を追う韓国は、ハーフタイムに3人を代えて後半に臨んだ。ところが後半25分、FWイ・ヨンジュンが相手選手にチャージを仕掛けて、一発退場。数的不利の状況の中、途中出場のMFチョン・サンビンが同39分に同点ゴールを決めた。

   逆転ムードが高まる中、後半アディショナルタイムにファン・ソンホン監督が主審に抗議したとして、レッドカードを受けて退場。チームは指揮官不在のまま、延長戦に突入した。結局、延長戦で決着がつかずPK戦となり、10-11のスコアで韓国が負けた。

   1次リーグでは日本を1-0で破りB組1位で通過し、10大会連続五輪出場へ大きく弾みをつけた。一方のインドネシアは1次リーグ初戦で開催国カタールに0-2で敗れ、2勝1敗でA組を2位で通過した。

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