最後の会話は「『ONE PIECE』ってどういう意味やったんやろうな」」
岡奈さんが事務所に所属することとなり、宣材写真を撮りに行くと報告していたが、撮影した次の日に亡くなったため親友が宣材写真を見ることはなかった。岡奈さんは「間に合わんかった。次の日にお見舞い行こうと思ってたから」と涙した。
親友は最後に「モンハン（ゲーム『モンスターハンター』シリーズ）とポケモン（ゲーム『ポケットモンスター』シリーズ）でえへんのか」「『ONE PIECE』も最後どうなんねやろ。『ONE PIECE』ってどういう意味やったんやろうな」と話していたと振り返った。
岡奈さんは「親友が亡くなってすっごい悲しくて、思わず連絡しそうになんねん。悲しい時があると毎回連絡したから」「もうこれからどうしたらいいだろうって思う」とし、悲しみをあらわにした。
岡奈さんは棺に手紙を入れる際、親友の家族に手の中に手紙を入れてあげてと言われ、親友の手の中に手紙を収めたという。火葬場で最後のお見送りになったとき、父親に「一緒にボタンを押そう。悔い残してほしくないから」と言われ、一緒に押したと回想した。
岡奈さんは「毎日どん底」で、自炊もしていないという。約1か月間何をしていたか、記憶がないと振り返る。
岡奈さんは「存在がでかすぎた。時間が解決するしかないって自分でもわかってんねん。だからなおさらしんどい。いつその時間がくんねやろって。やっぱり癖で連絡してしまいそうになる」と語った。