【巨人】1週間「白星なし」...打線つながらず苦戦 固定できていない「5番」の選手がキーマンに

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「5番を打つ打者の状態が良ければ、岡本と勝負せざるを得ない」

   5番が固定できないことで、不動の4番を務める岡本和真のマークも厳しくなる。最近6試合では24打数4安打、打率.167、0本塁打、1打点。

   スポーツ紙デスクは

「相手からすれば岡本で無理に勝負する必要がないので、ストライクゾーンになかなか来ない。5番を打つ打者の状態が良ければ、岡本と勝負せざるを得ない状況になる。キーマンは5番打者だと思います」

と指摘する。

   ヤクルトは4番の村上宗隆が最近4試合で3本塁打と量産体制に入っているが、後を打つ5番・サンタナの存在が大きい。

   サンタナは4月23日試合前時点で、打率.328、1本塁打、10打点で得点圏打率.533と勝負強さが際立つ。

   相手バッテリーからすれば、走者をためてサンタナに回したくないので、村上を簡単に歩かせられない。ストライクゾーンに入った球をミスショットせず、スタンドに運んでいる村上もさすがだ。

   巨人は23日から中日3連戦を迎える。得点力を上げるため、阿部慎之助監督は打線のテコ入れを敢行するか。5番で起用される選手が注目される。(中町顕吾)

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