サッカーのパリ五輪予選を兼ねたU-23アジア杯カタール大会1次リーグB組最終戦が2024年4月22日にカタールで行われ、日本が韓国に0-1で敗れた。今大会初黒星を喫した日本はB組2位通過が決定。韓国は3戦全勝でトップ通過した。
互いに1次リーグ2戦全勝で迎えた日韓戦。前半を0-0で折り返し、均衡が破れたのは後半30分だった。
「年齢別大会で0-3で連敗し日本ファンの嘲笑を受けたが...」
コーナーキックを得た韓国はキッカーのMFイ・テクソが高いクロスを入れ、これをMFキム・ミヌが頭で合わせた。1点を奪われた日本は攻撃の手を緩めなかったが、韓国の堅い守りに阻まれ、ゴールを奪えなかった。
ここ最近、A代表をはじめ年代別代表でも日本戦の負けが続いていた韓国。五輪切符をかけた国際試合での日本撃破に、韓国メディアが沸いた。
「ファイナンシャルニュース」(WEB版)は「今回の日韓戦勝利が特別に痛快な理由...プライド・実利・体力すべて手に入れた」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「この日の勝利で韓国は多くのものを手に入れた」とし、具体的に解説した。
「韓国は年齢別大会で0-3で連敗し、日本ファンの嘲笑を受けたが、今大会は海外組の攻撃陣を除いても日本を攻略して雪辱した」とし、「プライドを取り戻した」と主張。
そして、日本に負ければグループA1位で開催国のカタールが相手だったが、勝利したことでグループA2位のインドネシアとの対戦となり、五輪出場権獲得の可能性がより高まったとした。
さらに、決勝トーナメントに向けて、1次リーグ2試合で3点をマークしたFWイ・ヨンジュンら主力を温存できたことも「収穫」だったとした。日本戦ではスタメンが大幅に変更。19日に行われた中国戦からDFチョ・ヒュンテクを除く10人が新たにスタメンに名を連ね、このうち8人が今大会初出場だった。
「ファイナンスニュース」の別の記事では「A代表と年代別代表を合わせた日韓戦で0-3で連敗していた時代もあったが今は違う。日韓戦の悪夢はもう過去の話だ」と報じ、宿敵撃破に歓喜した。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 22, 2024
先手を取ったのは韓国……
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ファーサイドでフリーになったキム・ミヌ
このままいくと日本は2位通過
??AFC U23アジアカップ カタール
? グループB第3節
??日本×韓国
??LIVE on #DAZN pic.twitter.com/h9wZ2dONMm