「バウアーを取った球団は力になることは間違いない」
23年シーズンオフには、左のエース今永昇太投手(30)がポスティングシステムを利用して大リーグのシカゴ・カブスに移籍。24年シーズンは先発ローテーションの柱だったバウアーと今永の、両エースを欠いている。
チームは、今永とバウアーが抜けた戦力補強としてアンドレ・ジャクソン投手(27)、アンソニー・ケイ投手(29)ら外国人投手を獲得した。
だが、高木氏は開幕からここまでのジャクソンとケイの内容を疑問視。「彼らがあれだけの実力しかないとは思えないけども、ああいう状態をみると、今永とバウアーの穴を埋めるのはなかなか大変だなと思う。そりゃ(バウアーを)欲しいよ」と語った。
このまま大リーグ球団がバウアー獲得に名乗りを上げず、日本復帰となれば、複数球団の争奪戦になる可能性も。横浜のOBである高木氏は日本に復帰するならば「DeNAに帰ってくるのが筋といえば筋」と強調。
そのうえで、「取った球団は力になることは間違いない。5月から来ても10勝できるポテンシャルはある。いいピッチャーだよ。投げる姿は好きだけどね。闘志あふれるああいうピッチャーは素敵だと思う」と語った。
スポーツ紙の報道によると、現在メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズに所属するバウアーは22日(日本時間)のレオン・ブラボス戦に登板し、14奪三振の好投で同リーグ初勝利を飾った。バウアーはメキシコシティと登板数を限定した条件で契約しているという。